上の写真はケルン大聖堂
みなさま、こんばんは。
嫁さんがドイツ人、ジャム男です。
今日は、ドイツ人あるあるをご紹介していきたいと思います。
ドイツ人の嫁さんとの生活で感じたこと、嫁さんの友達のドイツ人との関わりから感じたことをメインに日本人目線で書いております。
すごく少ないサンプルなので、”ドイツ人”という広い括りにしてしまうのが、大変失礼で恐縮なのですが、ネタとしてご覧ください。
あくまでネタとして!
生活編
ついつい土足で上がっちゃう
みなさんも経験あると思います。
持ち物持って、靴履いて、さぁ出かけようと、外に出たときにふと気づく忘れ物。
玄関の近くに忘れ物。
でも玄関から手を伸ばしてもギリギリ届かない!
一旦靴脱いで室内に入らないと…。
って状況の時、
日本人なら、靴をぬぐか、ひざ歩きで行くかの二択でしょう。
ドイツ人奥さんは、土足で廊下を歩いちゃうんですよねー。
そもそもドイツの家って、日本の家の玄関のようにきっちりとした土足エリアとの区分けがないのも、土足で玄関以外のエリアに入ることに対しての意識が日本人よりも希薄なのでしょうね。
僕なんかは、土足で歩いてるのを見たとき「あーーーーーーーっっっ!!!」って叫びましたが、
嫁さんは呆れた顔して「Just one step.」だそうです。すみません。笑
文化の違いあるある。
お風呂は毎日入らない!
ヨーロッパ人はアジア人よりも体臭のある人の割合は多いですし、うちの嫁さんもワキガというレベルではありませんが、若干の体臭はあります。
だけど、お風呂は毎日入らない人が多いらしい。
ただ、日本人でも毎日入らない人もいますし、傾向として毎日入らない人が多い。程度の違いかと思います。
うちの嫁さんは、ほぼほぼ毎日入るのですが、毎日という訳ではありません。
週6という感じでしょうか。
その為、どこにも出かけないのに、家でデオドラントスプレーを使うという、日本人には不思議な光景を見かけることがあります。
お風呂入ってないから体臭は気になるけど、今日お風呂入る気分じゃないから、デオドラントスプレーで誤魔化しとこう。ということなのでしょう。
あと、うちの嫁さんの場合、髪は2日に1回しか洗いません。
ヨーロッパ人の髪の毛は、毛質が細くてもろいということもあるので、毎日洗うのは負荷になるという定説のようです。
約束しても、当日の時間変更は当たり前!
13時に渋谷で!みたいな約束をしてても、1時間前に「やっぱ14時にしてもらってもいい?」なんて連絡が来ます。
で、ドイツ人の間では日常茶飯事?のようで、かなりフレキシブルな対応を求められますし、フレキシブルに対応してもらえます。
そもそも僕の場合、30分前行動が染み付いているので、こちらから時間変更をお願いすることはないのですが、こちらからお願いして嫌な顔でもされた日には…。笑
ただ、日本での生活になれているドイツの方だと、あまりこの傾向は見られず、ドイツから来たばかりの人ほど、この傾向が強いように思います。
うちの嫁さんはすでに日本式を習得しているので、ドイツ人の友達から時間変更をお願いされたときに、「I hate german style.」と愚痴をこぼします。笑
固いパン至上主義!
パンにはすごくこだわります。
一般的に日本人があまり好まない、
歯茎から出血しそうな固いパンが大好きです。
いつもスーパーやパン屋に行くと、僕は普通の柔らかいパンを、嫁さんは死ぬほど固いパンを買います。
僕は、「また動物用のパン買うのか。」と冗談にしていますが、
彼女は、「また老人用のパン買うのか。」と冗談を飛ばしてきます。
ジョークセンス悪すぎ!
日本人の感覚からすると、ジョークのセンスがまぁ悪い。
悪口・皮肉・嫌味的なジョークが大好きです。
日本人が聞いたら顔がひきつって、それ冗談って言えないだろ。っていうようなことを言ってゲラゲラ笑ってます。
その為、嫁さんの超絶くだらないジョークが原因で喧嘩になりそうなこともあります。
最近はようやく慣れてきましたが、このクソみたいなジョークになれるのに、2年以上かかってます。笑
親友と仲良すぎません?
ドイツでは、親友が異性というのが全然当たり前にあるお国柄。
親友とは、1つのベッドで一緒に寝るし、キスもするという、日本人には衝撃的な文化。
親友=家族みたいな感覚のようで、家族みたいなもんだから、一つのベッドで寝るのも普通だし、キスもするっていう感じ。
ドイツだと、家族とのキスも唇同士でのキスです。つまり親友とのキスも唇同士。
ドイツ人の彼氏・彼女を持つ日本人のみなさん、これはもう慣れるしかありません。笑
文化の違いです。
ソファーには超大量のクッションを
これはドイツ人だけでなく欧州人全般こういう傾向があると思いますが、ソファに死ぬほどクッション並べるのが好きです。
3Pソファの全幅を覆い尽くすほどのクッションを並べ、日本人の感覚からすると、どこに座りゃいいんだよ、これ。という感じ。
性格編
自分の知識に間違いはないぜ!己は常に正しい。
以前、嫁さんの知り合いのドイツ人の女の子と3人で遊んでいるときにオペルという自動車メーカーの話になりました。
オペルはドイツの自動車メーカーなのですが、嫁さんの知り合いの女の子が、「いや、オペルはアメリカのメーカーだ。間違いない。絶対にドイツのメーカーじゃない」と言い張るんです。
絶対ドイツのメーカーなんだけどなと思いつつも、「あぁそうなんだ、ごめんごめん。」と、僕が面倒くさくなって折れました。笑
これがドイツ人の超絶面倒な所で、「自分を疑ってみる」ということをまずしません。
その為、不毛な議論に時間を浪費することがままあります。
相当めんどくさいです。最近、うちの嫁さんはこの事を理解しだしてくれ、不毛な議論をすることが減りました。
不毛な議論が始まりそうなときの決め台詞は、「Google it.」です。
自分の失敗は認めません。己は常に正しい。
前項と共通することでもありますが、不毛な議論に時間を割いた後、事実が明白になり、自分が間違っていたとしても、あまり間違いは認めません。
「Aso」とか「I know」で大抵終わります。笑
そして、間違いを認めなかったことや不毛な議論を吹っかけたことに対して、悪いことをしたという意識がありません。
そもそも、不毛かどうかはさておき、議論をすること自体が日本人よりもごく日常のことなのかな?と感じます。
それは良いと思うんですけどね。
不毛な議論はマジで面倒。勘弁して下さい。笑
とにかく戦う!なぜなら、己は常に正しいから。
当時はまだ彼女だったうちの嫁さんが、日本に来て住民票を作成した数日後、マイナンバー通知カードが家に届き、「このカード、大切なモノだから忘れないところに保管しておきな。」という会話を交わし、「わかった!」という元気な返事をいただきました。
それから数ヶ月後、
仕事中、僕の携帯がなります。
そうです、彼女からの電話です。
事情を聞くと、マイナンバーカードを作りに区役所に来たんだけど、窓口で「マイナンバー通知カードが必要だ」と言われた。
「そもそも、そんなもの受け取っていない!」と伝えたのに、区役所の担当者は「絶対に送付しているから家を探してみてください」の一点張りで拉致があかない。
私は絶対に受け取ってないから、区役所の人を説得してくれ。とのこと。
僕がマイナンバー通知カードを受け取っていますし、たしかに彼女に渡しましたので、受け取っていないというのはあり得ません。
この時点で、自分のミスに気づかず、ひたすら戦っている訳です。
「日本の役所は、そういう重要な書類を送付し忘れるようなことは、ほぼありえないし、そもそも俺が受け取ったの覚えてるんだけど。」と教えると、「そうなんだ、ドイツの役所だとよくあるから、ついつい戦っちゃった。テヘペロ。」みたいな感じなんですよ。
困ったもんです。
言葉編
「あ、そう」が通じる
文章で「あ、そう」と書くと非常に伝わりづらいかと思いますが、
驚嘆混じりの「そうなんだ!」という場面で使う、「あぁ、そうなんだ」の短縮版?、「あそう」の使い方・シーンがドイツ語と同じ。
ドイツ語だと、「Ach, so」らしいですが、音もほぼ日本語の「あそう」と同じです。
そのため、「あそう」という言葉を使う癖がついてしまいました。
驚嘆混じりでそうなんだ。と表現したい祭には、「あ、そう」が通じます。
「北海道」=かぼちゃ
「Hokkaido」とドイツ人が聞くと、連想するのは「かぼちゃ」だそうです。
北海道の話をしているときに、話が噛み合わず発覚しました。笑
北海道の話をしているのに、「Is Hokkaido Pumpkin, right?」と言われて、吹き出したのを覚えています。とち狂ったのかと思いまして。
どうやら、ドイツでは、かぼちゃの通称が「Hokkaido」らしく。
日本人的イメージでいうと、「フランクフルト」みたいなもんでしょうかね。笑
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