ベルリンまでの飛行機事情。行き方・料金、直行便・電車は?

ベルリン風景

ベルリンへの行き方 飛行機か電車か

まず、ベルリンへの直行便は存在しません。
日本からベルリンに行きたい場合、必ず乗継便を利用する必要があります。

ですので、下記2パターンが考えられます。

・直行便のある都市から電車で移動する。
・乗継便でベルリンに直行する。

直行便のある都市から電車移動

ドイツ周遊を考えている方なら、車窓を楽しみながらの電車移動もアリかも。

ただし、直行便のある都市(フランクフルト・デュッセルドルフ・ミュンヘン)からの電車移動となると、日本の新幹線のような「ICE」という電車で4~6時間程度の道のりとなりますので、ちょっとした覚悟が必要かも。笑
料金にすると、だいたい片道10,000円~20,000円程度。

便利な時代になったもので、フランス国鉄とスイス国鉄の合資会社である「RAIL EUROPE」の公式サイトでヨーロッパ圏内の鉄道とバスの予約がとれます。(日本語に完全対応!!
安い時期だと、フランクフルト・ミュンヘン・デュッセルドルフからベルリン行きのチケットで、5,000円を切る価格からチケットが取れますので、日時を変えて検索してみてください。

ドイツ国内だけじゃなく、電車やバスでのヨーロッパ周遊を考えている方には、相当役立つサイトです。

参考:デュッセルドルフからベルリン – RAIL EUROPE
参考:ミュンヘンからベルリン – RAIL EUROPE
参考:フランクフルトからベルリン – RAIL EUROPE

時期や時間帯によりますが、飛行機と違い、便数は非常に多いので、選択肢は豊富です。

日本から乗継便のチケットを買う場合と比較すると、安い訳ではありません。
旅費を安く抑えたい方向けというより、車窓を楽しみたい方向けといった感じですね。

日本からの乗継便でベルリンに直行

ベルリンまでの飛行機は、大体、往復8万円前後からあります。

ただ、直行便がないので、かならず経由便に乗るハメになりますので、速い便で片道13時間程度、遅い便だと30時間オーバーのものもザラです。

ベルリン行きの安いチケットの相場と航空会社

ベルリン行きチケットの安い航空会社は、
・エティハド航空
・カタール航空
・ターキッシュエアラインズ
あたりが多いです。
(エアベルリン等とのコードシェア便含む)
追記:美女CAが多かったエアベルリン、2017年10月に破綻しました。残念…。

参考:成田・羽田発ベルリン着便 安い順

大体8万円程度から。
ただし、こちらのチケットは早いものでも16時間以上掛かります。

カタール航空のベルリン行きの便は、注意が必要です。
ドーハでの乗換えとなるのですが、空港内をモノレールで移動したりと、空港内の移動にかなり時間が掛かるのに、乗り継ぎ時間1時間というタイトな時間設定。
(このフライトで過去に事件に遭遇したので、後ほどご紹介します。)

ベルリンへの時間が速いチケットの相場と航空会社

飛行時間の短いフライトだと、先ほども書いた通り、
13時間〜16時間前後。

参考:成田・羽田発ベルリン着便 速い順

このあたりのフライトだと12万円〜という費用感です。
ちなみに、航空会社でいうと、
・エアロフロート
・ルフトハンザ
・KLM
・エールフランス
・LOTポーランド
・ANA
・JAL
といった感じです。

ベルリンまでの最速フライトは、おそらく、
行きのフライトは、14時間のJAL/フィンエアーのコードシェア便。
帰りのフライトは、12時間半のJAL/フィンエアーのコードシェア便。

ベルリン最安値航空券の探し方

ベルリンまでの最安値チケットの探し方について、ご紹介したいと思います。

まず、今まで日本のサイトでしか航空券を探したことがない方。
気をつけてください。笑

海外のサイトには、もっと安いサイトがガンガンあります。
僕自信もドイツ人の嫁さんに教えてもらうまで知らなかったのですが、実際に価格比較してみると、断然安いです。

それが、momondo
日本でいうところの「トラベルコちゃん」や「EXPEDIA」、これの世界版というイメージですね。
ドイツでは、TV CMガンガン売ってる企業なので、ドイツ人の中での知名度は日本人にとってのHIS・じゃらんって感じですね。

EXPEDIAも世界の旅行代理店を一括検索して価格比較ができるサイトですが、今回紹介しているサイトは、EXPEDIAも一括検索に含まれるので、EXPEDIAよりも多くの価格比較が可能になっています。

今回の記事で、最安値で8万円程度から往復航空券が買えると書きましたが、おそらく楽天トラベル・HISなどの国内の旅行代理店では、この価格帯の航空券は見つからないと思います。

世界展開している、EXPEDIA・AGODAで見かけるぐらいです。

楽天トラベル、HIS等の日本の代理店は比較に入っていませんが、そもそも海外の代理店と比較すると安くないので影響ありません。笑

国内サイトの航空券価格比較と最安値

英語に自信の無い方や海外サイトでの航空券の購入が不安だけど、できるだけ安く買いたい!
先程、ご紹介したmomondoより若干割高なケースが多いですが、国内の海外格安航空券を扱うサイトの中では、HISが運営するSurpriceというサイトがかなり安いです。

そこで、海外格安航空券を扱う有名な6サイトでの航空券価格を比較してみたいと思います。

今回比較したのは、下記6サイト。
・HIS
・JTB
・楽天トラベル
・DeNAトラベル
・Surprice
・Skyticket

ベルリン行きチケットの最安値ランキング

今回比較する条件は、記事執筆時のちょうど1ヶ月後である2018年3月26日から1週間の旅程で、帰国便を2018年4月2日に設定して、比較してみたいと思います。

日本出発日:2018/3/26
現地出発日:2018/4/2
利用空港:成田・羽田

各サイト名はベルリン便のページにリンクしています。

サイト名 最安値
momondo 106,000円
JTB 113,000円
Surprice 114,000円
楽天トラベル 114,000円
Skyticket 115,680円
HIS 116,700円
DeNAトラベル 120,380円

momondoの場合、クレジットカード会社の為替手数料(VISA/MASTER:1.63%)を含めても、106,000円程度となっています。
やはり安さで言うなら、momondoが一番安い!

以前の記事でもご紹介しましたが、VISAカードとMATERカードは、為替手数料のレートが同じですが、適用為替レートが違うというトリックがあり、MATERカードの方が1%程度安いです。
海外決済用にMASTERカードを1枚持っておくのがオススメです。

参考:マスターカードと航空券のお話

カタール航空で荷物トラブル

以前、ドーハ経由のカタール航空便で、とある乗客のせいで、羽田空港の出発が遅れました。

羽田からの出発が遅れたということは、経由地のドーハへの到着が遅れるということ。
ドーハ到着予定時刻とドーハ出発予定時刻は、1時間というタイトな乗継ぎチケット。

結果、カタール航空職員の案内のもと、もはや競歩大会の如く空港内を走り回り、なんとか乗り継ぎ便へは乗れたのですが、僕らのスーツケースが乗継便に積めないというトラブル。

しかも、ドーハ空港内の移動がやたらと長い。モノレール使ったり、かなりの距離歩きました。
スペイン等、他の欧州便でもカタール航空の場合、トランジットが1時間程度の便があるようですが、全くオススメしません。
もう少し乗り継ぎの時間に余裕のある便の方が安心です。

ですので、ドーハでの乗継ぎ時間が1時間程度のフライトはオススメしませんし、到着翌日に婚姻手続きの予約を入れるのもオススメしません。(僕の場合、これがキツかったです。笑)

無駄に増える出費

この預け入れ荷物が届かないトラブルは、
結局、2日後、彼女の家に郵送され、無事に届いたのですが、同じ目に遭った日本人男性のグループが一番かわいそうでした。

ヨーロッパ周遊の予定で、到着日には、スイスに移動する筈だったのに、荷物がないせいで移動できない・・・。ってなってました。

これ、クリスマスの時期だったので、ドイツは普通に寒い季節。
羽田についた時点で、かさばるダウンジャケットをスーツケースに入れたのが間違いでしたね。

テーゲル国際空港についた時点で、極寒。
下は、ジーパン、
上は、Tシャツ、シャツの2枚だけ。
手荷物の小さなバッグには、財布・タバコ・スマホ・ノートPC・パスポート。
寒さをしのぐ物はなにもありません。

この一件でカタール航空が嫌いになったのは、言うまでもありません。
あと、遅刻かなんか知らないですが、飛行機遅らせるやつ、ふざけんな!っていう。笑

クレジットカードの保障内容を要チェック

現地到着後、無駄に防寒着を買うハメになるし、
こんなこと初めてだったので、クレジットカードの保険がきくなんて知らず、「手荷物遅延保証」なんて保険があるとは知らず・・・。

この保障があると、手荷物遅延1回につき、3万円が支給されたりするので、2日分程度の洋服やちょっといい上着を買ったりするには良いですよね。

これ、僕がもっていたAMEXプロパーのゴールドカードに、この保障が付帯していたのですが、それを知ったのはこの事件の半年後。笑
これ1回使うだけで年会費ほぼほぼ回収できたのですが・・・。笑

クレジットカードの保障内容って、意外と気にしないことが多いですが、病気や事件など、一般に想定し得る事故以外にも、このように、手荷物遅延保証などもあるので、いちど手持ちのクレジットカードの保障内容を確認してみると良いと思います。

ということで、最後脱線しましたが、ベルリン行きの航空便と行き方に関するお話でした。
ベルリンは、博物館や美術館が多く、歴史的なものから近代的なものまで、いろいろなおもしろスポットがありますので、今後それらもご紹介していきたいと思います。

あと、ドイツ行ったら、ソーセージやホットドッグを食べるのをお忘れなく。笑
完全にトルコ料理ですが、そこらじゅうにあるケバブもコスパ良しです。4EUR程度でお腹いっぱいになります。
ハンバーガーとか日本で言う牛丼みたいな感覚でしょうか。

ベルリン風景

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